小松うどんは、霊峰白山の伏流水が、程良いコシのある麺と透明感のあるだしをつくり、“麺とだし”が互いに引き立て合いながら、あうんの呼吸でそのうまさを醸し出しています。
ウルメ、ムロアジ、サバなどの雑節と昆布の合わせだし、地元の醤油で色薄く作るだしは、ツルッとした麺によく合い、上にのせる“具”のうま味も引き立ちます。

細く程良いコシのある麺と透明感のあるだし

元禄 2年[1689年]

松尾芭蕉が〈奥の細道〉の旅中、小松に立ち寄られた御礼にと、小松の俳人 塵生が干うどん二箱を届けました。その時にしたためた芭蕉の返書が残っています。

元禄 7年[1694年]

「小松旧記」(小松市指定文化財)に、小松町奉行 長瀬善右衛門から加賀藩の台所奉行にあてた返書「干饂飩の事」に、干うどんについての細かい注文と、製造者 亀屋徳右衛門の名が記されています。

宝暦 5年[1755年]

幕府の巡見視への応答を記した「御国御目付衆江御答帳」の加賀藩名物に、小松のうどん「干饂飩」(乾うどん)が記されています。

明治30年[1897年]

和田長平(小松市初代市長 和田伝四郎の御叔父)が、鉄道開通直前の小松駅前に〈加登長〉の屋号でうどん屋を開業しました。これが現在金沢に二十数店ある「加登長」の始まりです。

明治38年[1905年]

三津野菊松が現在の西町に〈中佐〉の屋号で総本店を開き、徐々に街うちに店舗を増やしました。その後、これらの店で修業を積んだ人たちが〈中音〉〈中石〉〈中定〉〈中芳〉などの屋号で独立し、小松の名声を高めたのです。

平成22年[2010年]

小松市政70周年を機に小松うどんをモチーフに地域振興のオピニオンリーダーとしての取り組みをスタートさせました。小松うどんのさらなる発展のため、300年以上の歴史を守りながら、めん造り「八か条」の定義を重んじ今日に至っております。

俳聖 松尾芭蕉から地域ブランドへ

塩へのこだわり

小麦粉と水と塩を練って作られる、うどんの麺。その製法自体は昔も今も変わりません。ただし、表面がつるっとしていてコシが強く美味しいうどんは、どんな塩を使うか、塩をどれくらい使うかで決まり、季節によっても違う最適の塩加減は製麺業者それぞれの秘伝とされています。また、干しうどんは生地を延ばして作った麺を低温多湿の中でじわじわと干すことで、麺にコシと、ほどよい発酵による味が加わります。天然塩を使うと、その保湿力とミネラル分でさらに乾きにくく、より弾力性に富むうどんとなります。精製塩だけでは小松の干しうどんの旨味は生まれません。

「伝統」に「最新技術」を融合
小松は藩政時代から干しうどんの名産地であり、加賀藩主にも献上された記録が残ります。中石食品工業では、この伝統を受け継ぎ、平成9年から干しうどんの製造を再開。商品名を「小松うどん今昔」として伝統の味を再現し好評を博しています。商品名の「今昔」に込めた想いは、むかし職人が手がけてきた最高の技術を、いま独自開発の機械を駆使して行うこと。それが当社のモットーであり、旧来のように職人の経験や勘にたよる不安定な製造法を排除。伝承ではなく、先人の意志を重んじた「伝統技術」にこだわりながら創考し、そこに「最新技術」を融合させ、常に品質の安定した製品づくりを通して、いつどこで食べても美味しく、なめらかで柔らかく切れにくい「小松うどん」を日本全国にお届けしています。

小松うどんについて

霊峰白山の伏流水で練り上げる麺は程よいコシがあり、つるつるとしたのどごしと食べやすさが特長です。

江戸時代、小松うどんは身分の高い人への贈答品などにも用いられていました。そのため、一般的には足で踏んでいた工程を手作業で行い、そのぶん加水を多くするなど手間暇かけて作っていたそうです。

現在はそのむかし職人が手がけてきた最高の技術を、独自開発の機械を導入し、最高の技術を融合させ、常に品質の安定した小松うどんをお届けしています。

地元産小麦を使用

麺の原材料には小松産小麦を使用しています。

​麺が少し飴色がかっている部分は小松産小麦の自然な色です。

こだわりの「だし」

中石食品自慢の自家製だしはウルメ、ムロアジ、サバなどの雑節と昆布の合わせだし、地元小松の醤油で色薄くつくっています。

​透明感があり、つるっとした麺によく合います。

誰もが認めるおいしさ

小松うどんはこれまで多くのグルメイベントに出店し、数々の成果を収めています。

​「全国ご当地うどんサミット」ではグランプリ、準グランプリを2年連続受賞しているほか、県内グルメイベントの味部門でも1位を獲得しています。おいしいからこそ、300年以上もの間、地元でも全国でも愛され食べ継がれているのです

「昔のまま」の美味しさを

いつまでも「同じ」美味しさを

​株式会社中石食品工業

石川県小松市日末町い78

TEL 0761-44-8484(代) FAX 0761-44-8283

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経済産業省 特許庁 地域団体商標 第6010422号<第30種・第43種>